月曜日~土曜日
- ホーム
- 外来診療
受付について
受付時間
受付時間
午前8:30~午後5:00
(12時以降で受付された場合、午後の診療となります。)
日曜日・祝日
受付時の必要書類・お支払いについて
- 健康保険証等をご持参下さい。
(交付を受けられている方は、高齢受給者証、公費負担医療券等をご持参下さい。) - お支払いはクレジットカードも使用できます。
(DC、VISA、MasterCard、UFJcard、Nicos、JCB、AMERICAN EXPRESS、DISCOVER、Diners Club International ) - マイナンバーカードの保険証(マイナ保険証)利用について
マイナ保険証により受診歴、薬剤情報その他必要な情報を取得、活用することで、より適切で迅速な検査・診断・治療が可能となりますのでマイナ保険証の利用にご協力願います。
- 医療費の限度額適用認定証の取得は、マイナ保険証の確認を行うことで保険者への手続きが不要となります。
- 公費医療(生活保護受給者証、子ども医療費、ひとり親家庭等医療証、障害者医療証、特定医療費(指定難病)受給者証等)をご利用の方は、窓口で各公費医療券の確認が必要になります。
- マイナ保険証の内容確認ができない場合は健康保険証の確認をさせていただく場合があります。
予約について
予約変更の連絡先
初診の患者さまに関しましては、予約制ではございません。
再診の患者さまの次回診察予約の変更は、下記番号にご連絡下さい。
(受付時間8:30~17:00 月~土)
外来診療表
診療科目
月
火
水
木
金
土
日
脳神経外科
担当医
中里・渡邉
午前 8:30 〜 13:00
午後 14:00 〜 17:30
外科
担当医
花岡・伊達
午前 8:30 〜 13:00
午後 14:00 〜 17:30
- 予約は必要ありませんが、診療日が変更になることがありますので、事前にご確認のうえ、ご来院ください。
- 初診・再診の受付は8:30〜17:00です。
- 午前12時以降に受付をされた場合、午後の診療となります。
物忘れ外来(認知症外来)
アルツハイマー病に対する新薬「アミロイドβ抗体薬」
当院では軽度認知障害を含めた認知症の診療を行っており、2024年10月よりアルツハイマー病に対する新薬「アミロイドβ抗体薬」による治療を行っています。
認知症のうち、およそ半数は「アルツハイマー病」です。
「アルツハイマー病」とは脳におけるアミロイドβと呼ばれるたんぱく質の異常な蓄積によって引き起こされると考えられています。
正常な状態ではアミロイドβは産生されてもバラバラのまま脳から取り除かれますが、アルツハイマー病の人ではかたまりを作って脳の中にたまります。
このかたまりが神経細胞を障害することで神経細胞のはたらきが落ち、更に神経細胞が減って脳の萎縮が進むとされています。
また、年をとると脳の中でタウ蛋白というたんぱく質も異常になって神経細胞を障害しますが、アミロイドβの蓄積はタウ蛋白の異常を促進すると言われています。
最近、治療薬として使用され始めているアミロイドβ抗体薬は、アルツハイマー病(AD)の進行を抑制し、 認知機能と日常生活機能の低下を遅らせることを実証し承認された治療薬です。
投与で効果が期待できる方
- 軽度認知障害の方と軽度のアルツハイマー病の患者さまが対象になります。
無症状の方、中等度以上のアルツハイマー病の患者さまは対象外になります。
また患者様の状態により、アミロイドβ抗体薬の投与禁忌に該当する場合は投与をお断りする場合がありますのでご了承ください。
本剤の投与の有効性が期待できるかどうかは、投与前に当院で診察・検査を受けていただいたうえでの判断となります。
受診の手順について
もの忘れ外来またはアミロイドβ抗体薬投与ご希望の方は、「089-905-0011 当院外来予約」にお電話いただき、「もの忘れ外来希望」とお伝えいただいて、脳神経外科の外来をご予約ください。
初診では、医師による診察といくつかの検査を受けていただきます。
症状の聞き取りにはご本人だけでなく、ご家族の方の同伴が必要です。
医師による診察と検査の結果、アルツハイマー病でアミロイドβ抗体薬の有効性が期待できると判断された場合には、ご本人とご家族の同意のもとに、再診と投与のスケジュールをご案内いたします。
診察と治療開始までの期間について
- 約1ヵ月の間に治療の説明、検査(認知機能検査、血液検査、MRI検査、髄液アミロイドβの検査)を行い、治療開始(1回目の投与)となります。
- 初回の点滴は入院(1泊)、2回目以降は外来で、定期的に行います。
- 点滴時間は約1~2時間です。
- 定期的にMRI検査や心理検査を行い副作用のチェックを行います。
- 一般的な治療期間は18ヵ月(1年半)です。
費用について
本剤の投与は医療保険が適用されます。収入に応じて、3割負担から高額療養費制度まで適応されるケースが想定されます。
負担金額は各種条件によって異なりますので、詳細は「089-905-0011 当院医事課」までお問合せ下さい。
認知症とは
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)を指します。
認知症を引き起こす病気のうち、もっとも多いのは、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気です。アルツハイマー病、ピック病(前頭側頭型認知症)、レビー小体病の中のレビー小体型認知症などがこの「変性疾患」にあたります。
続いて多いのが、脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その結果その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまう脳血管性認知症です。
認知症の症状
脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状が記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下など中核症状と呼ばれるものです。
これらの中核症状のため周囲で起こっている現実を正しく認識できなくなります。
本人がもともと持っている性格、環境、人間関係などさまざまな要因がからみ合って、うつ状態や妄想のような精神症状や、日常生活への適応を困難にする行動上の問題が起こってきます。これらを認知症周辺症状(BPSD) と呼ばれています。
このほか、認知症にはその原因となる病気によって多少の違いはあるものの、さまざまな身体的な症状もでてきます。とくに血管性認知症の一部では、早い時期から麻痺などの身体症状が合併することもあります。
アルツハイマー型認知症でも、進行すると歩行が拙くなり、終末期まで進行すれば寝たきりになってしまう人も少なくありません。
お問い合わせ先
物忘れ外来受診のご予約・お問い合わせは、下記お電話へご連絡ください。
(受付時間8:30~17:00 月~土)